ハイボルテージ・マイクロカレントと超音波コンビネーション

①ハイボルテージ療法の効能

ハイボルテージ療法の効能

ハイボルテージ療法とは、高電圧電流(最大150V)を用いて、皮膚に抵抗を与えずに電流刺激を深部組織まで到達させ、直接患部の炎症の抑制、疼痛の軽減、治癒力の促進が期待出来る治療法です。

従来の電気治療と比べ、短時間で痛みを軽減できることから、その場での効果が要求されるトップアスリートが活躍する現場などで用いられることが多い治療法です。

②マイクロカレント療法の効能

人の体には生体電流という電流が絶えず流れています。
ケガをすると患部の周囲に微弱な電流が集まり、傷ついた組織の修復を促進するという働きがあります。
マイクロカレント療法とは、この仕組みを応用して生体電流によく似たマイクロ電流を体内に流すことで、身体の自然治癒力を高め、組織の修復を促進するという治療法です。極めて弱い電流なのでほとんど刺激がなく、神経や筋肉を興奮させずに行うので、運動後の痛みの軽減や、疲労の回復に効果的です。
マイクロカレント療法は、トップアスリートの方々も愛用しています。

③超音波療法の効能

超音波療法とは、超音波による温熱効果及び非温熱効果(振動エネルギー作用)を利用した治療法です。温熱効果は、組織温の上昇により組織の伸展性を高め、血流を改善して循環不全による痛みを緩和させる効果があります。非温熱効果は、ミクロマッサージと呼ばれる「非常に高速で細かい振動」を、手技では届かない体の深部まで到達させ、筋肉や関節などのこわばりを和らげ、炎症の治癒や細胞の活性化を促進します。超音波は痛覚を刺激せずに筋肉を細胞レベルでほぐすので、再生組織の活性が促され痣や骨折なども治りやすくなります。この治療法の効果は複数の臨床試験で証明されており、骨折の治癒時間を約4割短縮するという報告もあります。

④ハイボルテージ・マイクロカレントと超音波コンビネーション療法の効能

コンビネーション療法とは、2つの異なるエネルギーを組み合わせた治療法のことで、別々に使用する治療に比べ、短い時間でより効果の高い治療が可能です。
当院では、ハイボルテージと超音波、またはマイクロカレントと超音波のコンビネーション治療を行っております。
コンビネーション治療では、手技によるマッサージの数倍の圧力を深部に直接与えることができ、ケガの回復を促進させることが出来ます。
陸上や柔道、レスリングのオリンピック選手も愛用されている今話題の最新治療法です。

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