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ヘルニア
腰椎椎間板は脊椎の椎体と椎体の間のクッション材的役割の構成体で外を覆う線維輪と中心部の髄核で構成されています。
発生する条件は
1、線維輪の変性による弱体化と破綻(亀裂)があり、髄核が一定の弾性を維持している為-30~40歳に多い
2、椎間板に一時的な非生理的外力の作用による線維輪の損傷(接触プレー、高所より転落) (スポーツによる椎間板への力学的負荷)
ヘルニアの分類
1、椎間板膨隆型
線維輪は完全な破綻に至っていないが膨らんでいる
2、後縦靭帯下脱出型
線維輪は破綻しているが、後縦靭帯は温存
3、経後縦靭帯脱出型
線維輪破綻+後縦靭帯破綻
4、遊離型
線維輪破綻+後縦靭帯破綻+髄核遊離
脊柱管の中には硬膜に覆われた脊髄と脊髄から分岐した神経根があり、神経根は各椎体間の椎間孔から脊柱管の外に出ていく、椎間板ヘルニアは変性あるいは外傷により損傷した線維輪に、さらに力学的刺激が作用することにより線維輪の間を髄核が移動し、最終的には後方の神経根を圧迫し、物理的および科学的な刺激を加え疼痛や麻痺症状が発生する。髄核はいずれの方向にも移動する可能性があり、シュモール結節は移動の結果と考えられている。
助川接骨院ではヘルニアに対して神経根にアプローチする特殊な施術があります。実際の例ですが、私が留守で母親が対応したときは、ベットまで先に患者さんが到着し待合室からベットまで激痛のため2時間かかりました。最後は、バスタオルに乗せて家族が引っ張ったそうです。その後その日のエクササイズをして帰りはスイスイ歩けるようになりました。治ってからMRI画像診断してもらったら2か所のかなり突出したヘルニアの診断でした。
その他やはり重度のヘルニアで椅子に座ることができず、いろいろなところで治療したが治らず、3か月以上学校を休んでいた中学生は1か月の施術で部活動に復帰できました。さまざまな方が運動までできるようになっております。まずはお気軽にご相談ください。時間をかけ丁寧に回復させたいので、初診の方は終了1時間前に来ていただければ助かります。ヘルニアは、症状により施術時間が2時間かかる場合もまれにあるからです。どうぞよろしくお願い致します。